医療脱毛は、同じ施術内容でも割引の使い方によって支払額を抑えられる場合があります。学割、乗り換え割、ペア割、平日割、紹介割など、クリニックごとにさまざまな制度が用意されています。
ただし、割引率だけを見て選ぶと、対象プランや適用条件を見落としたり、割引後より別のクリニックの通常料金の方が安かったりすることがあります。この記事では、医療脱毛を安くするための代表的な割引制度と、割引を使う前に確認したいポイントを解説します。
医療脱毛を安くする代表的な割引
医療脱毛の割引には、学生、他院からの乗り換え、友人や家族との同時契約、平日の契約など、条件を満たした人が利用できる制度があります。
割引の内容や併用条件はクリニックによって異なるため、契約前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。
学割を利用する
学生なら、まず学割を確認するのがおすすめです。学生証や在学証明書などの提示を条件に、脱毛料金が割引になるクリニックがあります。
たとえばリゼクリニックでは、現在有効な学生証または在学証明書の提示で学割10%OFFと案内しています。初回契約限定、都度払いは対象外などの条件があるため、対象プランまで確認が必要です。
乗り換え割を利用する
すでに別の脱毛サロンやクリニックを利用しているなら、乗り換え割が候補になります。他社の会員証や契約書などを提示することで、割引を受けられるクリニックがあります。
リゼクリニックでは乗り換え割を10%OFFとして案内しており、他院・他サロンの会員証を提示することなどが条件です。フレイアクリニックでは、他の脱毛サロンやクリニックの契約書・会員証を提示し、20万円以上のコースを初回契約する場合に3,000円OFFと案内しています。
乗り換え割を目的に、まだ必要な施術が残っているサービスを急いで解約するのはおすすめできません。解約金や未消化分の返金まで含めて判断しましょう。
ペア割を利用する
友人や家族と一緒に医療脱毛を始めるなら、ペア割も確認しましょう。2人以上で同時にカウンセリングや契約を行うことなどが条件になっている場合があります。
リゼクリニックでは、2名以上で初回同時カウンセリング・当日同時契約をすると10%OFFと案内しています。フレイアクリニックでは、友人や親子2名で予約・来院・契約すると20,000円OFFとしています。
平日割を利用する
平日に通える人は、平日限定の割引を探すのも方法です。平日限定割は、土日祝より予約が集中しにくい時間帯を利用できる人にとって、料金と通いやすさの両面で検討できます。
リゼクリニックでは、対象プランについて平日に初回カウンセリングを受け、当日契約した場合の平日限定10%OFFを案内しています。割引を適用したプランは平日のみ照射可能という条件があるため、平日に通い続けられるかを確認しましょう。
紹介割を利用する
すでに通っている家族や友人がいる場合は、紹介制度も確認してみましょう。紹介した人・紹介された人の双方に特典が付く制度もあります。
ただし、紹介割は「誰でも利用できる割引」とは限りません。紹介者が会員であることや、紹介用の手続きが必要なこともあるため、契約前に公式条件を確認してください。
割引を使うなら「割引率」より最終総額を見る
医療脱毛の割引を比較するときに最も重要なのは、割引率の大きさではありません。自分が希望する部位を、必要な回数だけ施術した場合の総額を比較することです。
10%OFFでも元の料金が高ければ、5,000円OFFの定額割引の方が実際の負担が小さい場合もあります。
割引前と割引後の料金を比較する
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 通常料金 | 割引前の税込価格 |
| 割引額 | 何円・何%安くなるか |
| 割引後料金 | 実際に契約する金額 |
| 対象範囲 | 顔・VIOなどが含まれるか |
| 回数 | 何回のコースなのか |
| 追加照射 | コース終了後はいくらかかるか |
割引後でも他院より安いとは限らない
「20%OFF」と表示されていると、お得に感じるかもしれません。しかし、比較対象となる通常料金が高ければ、割引後も別のクリニックより高いことがあります。
そのため、候補を2~3院に絞り、同じ部位・同じ回数・同じ条件で料金を並べるのがおすすめです。
追加料金まで含めて比較する
割引後のコース料金だけではなく、麻酔、剃毛、キャンセル、薬、追加照射なども確認しましょう。
| 費用 | 確認する理由 |
|---|---|
| 麻酔 | ヒゲ・VIOなどで利用する可能性がある |
| 剃毛 | 剃り残しの対応が有料の場合がある |
| キャンセル | 期限超過で費用や回数消化が発生する場合がある |
| 追加照射 | コース終了後に必要になる可能性がある |
| 診察・薬 | 肌トラブル時の費用を確認する |
| ローン手数料 | 月額と総支払額が異なる場合がある |
「割引後の月額」だけで決めない
医療ローンを利用すると、月々の支払いを小さく表示できる場合があります。しかし、月額が安いことと総額が安いことは同じではありません。
フレイアクリニックでは、クイックプランの月々料金について、医療ローン60回払いのローン手数料込みの価格であると公式に説明しています。信販会社によって手数料や初月の支払い額が異なる場合もあるため、ローンを使う場合は総支払額を確認しましょう。
割引を最大限活用するための選び方
割引は、条件を満たす制度を全部探してから、自分にとって最も有利な組み合わせを確認するのが基本です。ただし、割引の併用ができるかどうかはクリニックごとに違います。
割引を使うこと自体を目的にせず、希望する施術内容と総額を基準に比較しましょう。
自分が使える割引を先に洗い出す
- 学生なら学割
- 他社を利用中なら乗り換え割
- 友人・家族と始めるならペア割
- 平日に通えるなら平日割
- 既存会員の紹介を受けられるなら紹介割
- 初めて契約するなら初回割・当日割
- 期間限定キャンペーンがあればキャンペーン価格
このように、自分が条件を満たす可能性のある割引を最初に整理すると、見落としを防ぎやすくなります。
初回割・当日割は条件を確認する
初回契約者向けの割引や、カウンセリング当日の契約を条件とする割引もあります。
フレイアクリニックでは、カウンセリング当日の契約で最大130,000円OFFとなる当日割を案内しています。一方で、クイックプランとの併用不可などの条件があります。
当日割があるからといって、その場で契約を急ぐ必要はありません。料金、回数、リスク、解約条件まで理解してから決めることが重要です。
割引の併用条件を確認する
「学割+ペア割+乗り換え割」のように、すべての割引を重ねられるとは限りません。
たとえばリゼクリニックでは、学割・乗り換え割・ペア割・平日割は10%OFFと案内されていますが、これらは他割引との併用不可で、紹介割など一部の制度は併用可能とされています。
一方、フレイアクリニックでは複数の割引を併用できる制度を案内していますが、当日割はクイックプランとの併用不可など個別条件があります。割引制度はクリニックごとにルールが違うため、公式ページの条件を確認してください。
割引の期限を確認する
キャンペーンや期間限定割引には終了日が設定される場合があります。ただし、終了日があるからといって、内容を理解しないまま急いで契約する必要はありません。
「いつまでに予約すればよいのか」「いつまでに契約すればよいのか」「契約後の施術日にも条件があるのか」などを確認しましょう。
割引を使うために不要な契約をしない
割引額を大きくするために、本来必要のない部位や回数を追加するのはおすすめできません。
「10万円以上の契約で1万円OFF」でも、不要な施術を追加して10万円を超えるなら、結果的に支出が増えます。まず必要な部位と回数を決め、その範囲で利用できる割引を探しましょう。
医療脱毛の割引で失敗しないチェックリスト
割引を利用するときは、「本当に安くなったか」と「契約条件に無理がないか」の両方を確認しましょう。
特に初回契約限定や当日契約限定の割引は、焦らず条件を整理することが大切です。
割引条件のチェック
- 初回契約限定ではないか
- 学生証・在学証明書が必要か
- 他社の会員証・契約書が必要か
- 2人同時の来院・契約が必要か
- 平日のみ利用できる割引ではないか
- 対象プランが限定されていないか
- 都度払いが対象外ではないか
- 割引の併用が可能か
- キャンペーンの期限を確認したか
料金のチェック
- 割引後の税込総額を確認した
- 顔・VIOを含むか確認した
- 追加照射料金を確認した
- 麻酔料金を確認した
- 剃毛料金を確認した
- キャンセル料を確認した
- 医療ローンの総支払額を確認した
- 解約・返金条件を確認した
サービスのチェック
- 使用する脱毛機を確認した
- 希望する院の営業時間を確認した
- 通いたい曜日・時間帯の予約状況を確認した
- 肌トラブル時の診察・治療条件を確認した
- 転院や院変更の条件を確認した
「割引率が高い=一番お得」と考えない
割引率が高いクリニックでも、通常料金が高ければ最終的な支払額が安いとは限りません。また、割引対象のプランに必要のない部位が含まれている場合、使わないサービスに費用を支払うことになります。
「必要な部位を、必要な回数だけ受けた場合の総額」で比較することが、割引を正しく活用するポイントです。
契約を急がず比較する
美容医療については、効果だけでなくリスクや副作用、費用、回数、解約条件などを確認して、十分に納得してから契約することが重要です。
割引の期限を理由に、その場で契約を決めるのではなく、契約書面を確認し、分からない点があれば質問しましょう。高額な契約で困った場合は、消費者ホットライン188への相談も選択肢になります。
医療脱毛を安くするなら、まず学割・乗り換え割・ペア割・平日割・紹介割・初回割など、自分が利用できる制度を洗い出すことから始めましょう。現在の公式情報では、リゼクリニックやフレイアクリニックなどでも複数の割引制度が用意されていますが、割引率や適用条件はクリニックによって大きく異なります。
ただし、割引率だけでクリニックを選ぶのはおすすめできません。顔・VIOの有無、回数、追加照射、麻酔、剃毛、キャンセル、ローン手数料などを含めて、最終的にいくら支払うのかを比較することが重要です。
また、「今日契約すれば割引」「今月だけ」といった条件があっても、必要のないプランまで契約して割引額を大きくするのは本末転倒です。自分に必要な部位と回数を先に決め、その条件に合う割引を探しましょう。
医療脱毛は複数回通うことになるため、料金だけでなく、予約の取りやすさ、使用する脱毛機、肌トラブル時の対応、解約・返金条件なども確認してください。「割引後の価格が安いクリニック」ではなく、「必要な施術を無理のない総額で受けられるクリニック」を選ぶことが、結果的に医療脱毛を安く利用するコツです。
安全・利用に関する注意
服薬中または治療中の場合、薬の種類や肌状態によって照射可否の確認が必要になることがあります。自己判断で薬を中止・変更せず、施術前に服用中の薬や治療状況を医師・医療機関へ伝えて確認してください。
料金、プラン、店舗・院情報、予約・キャンセル条件などは変更されることがあります。利用や契約の前に各公式サイトで最新条件と総額をご確認ください。
本記事の掲載順やおすすめは、料金、通いやすさ、サービス内容など確認できる条件を総合して編集上比較したものです。特定の効果・満足度を保証するものではありません。
