医療脱毛に通っている途中で、数本だけ伸びた毛や抜けかけの毛が気になり、「毛抜きで抜いてもいい?」と思うことがあります。しかし、医療レーザー脱毛の期間中は、基本的に毛抜きやワックスなど、毛を毛根から引き抜く自己処理は避けるのが一般的です。
医療レーザー脱毛は毛のメラニンを利用して発毛に関係する組織へ熱を伝えるため、照射前に毛を抜いてしまうと施術へ影響する可能性があります。この記事では、毛を抜かない方がよい理由、照射後に抜けかけている毛の扱い、自己処理方法まで解説します。
医療脱毛中は毛抜きで毛を抜かない方がいい
医療脱毛中の自己処理は「抜く」のではなく「剃る」のが基本です。毛抜き、ブラジリアンワックス、家庭用の脱毛器で毛を引き抜くタイプなどは避け、必要な場合は電気シェーバーなどで表面の毛を短くします。
具体的な自己処理方法や次回照射までの期間はクリニックによって異なるため、契約先の指示を優先してください。
毛抜きはレーザーが反応する毛をなくしてしまう
一般的な医療レーザー脱毛では、毛に含まれる黒い色素であるメラニンへレーザーを反応させ、その熱を利用して発毛に関係する組織へ作用させます。
毛抜きで毛を根元から引き抜くと、レーザーが反応する対象が一時的になくなります。そのため、脱毛期間中は毛抜きを避けるよう案内する医療機関があります。
ワックス脱毛も同じく避ける
ブラジリアンワックスなども、毛を根元から引き抜く方法です。表面だけを短くするシェービングとは異なります。
特にVIOを医療脱毛している人は、施術の合間にワックスで整えず、次回照射へ向けた自己処理方法をクリニックへ確認しましょう。
毛を抜くと肌への刺激にもなる
毛抜きで繰り返し毛を引き抜くと、毛穴周辺の皮膚へ刺激が加わります。赤みや炎症などがある状態では、安全面からその部分へのレーザー照射を見合わせることがあります。
次回の施術を受けやすい肌状態に整える意味でも、無理に抜くのは避けた方がよいでしょう。
照射後にポロポロ抜ける毛は抜いていい?
医療脱毛後は、照射された毛が時間をかけて自然に抜けることがあります。熱破壊式では1~2週間程度、医療機関によっては2~3週間程度で抜け落ちる目安を案内しています。
抜けそうな毛を見ると引っ張りたくなりますが、基本的には自然に抜けるのを待ちましょう。
無理に引っ張る必要はない
軽く触れただけで落ちる毛があっても、まだ抵抗のある毛を毛抜きで強く引っ張る必要はありません。すべての毛が同じタイミングで抜けるわけではないためです。
毛が残っているからといって、照射直後に「効果がなかった」と判断することもできません。
肌をこすって毛を落とさない
毛を早く落とそうとして、タオル、スクラブ、ピーリングなどで照射部位を強くこするのは避けましょう。レーザー照射後の肌は赤みや刺激感が出る場合があります。
入浴や洗顔の際も肌をやさしく扱い、クリニックから案内された保湿や紫外線対策を行ってください。
抜けない毛があっても焦らない
毛の抜け方は部位、毛質、照射方式などによって異なります。また、蓄熱式では熱破壊式のような「ポロポロ抜ける感覚」が目立ちにくい場合があります。
抜け方だけで効果を断定せず、複数回の経過を見ながら医師や看護師へ相談しましょう。
医療脱毛中の自己処理はどうすればいい?
次の予約までに伸びた毛が気になる場合は、毛を抜くのではなくシェービングで整えるのが基本です。複数の医療脱毛クリニックでは、肌への刺激を抑えるため電気シェーバーによる自己処理を案内しています。
ただし、照射直後に赤みや痛みがある場合は無理に剃らず、肌が落ち着くまでの自己処理について施術先へ確認してください。
電気シェーバーで表面の毛を短くする
自己処理では、毛根から取り除く必要はありません。皮膚表面へ伸びている毛を電気シェーバーなどで短く整えます。
肌へ強く押しつけたり、同じ場所を何度も往復したりすると刺激になるため注意しましょう。
カミソリによる深剃りに注意する
カミソリを使用する場合は、肌を切ったりカミソリ負けを起こしたりしないよう注意が必要です。傷や炎症がある場所は照射できない可能性があります。
クリニックから電気シェーバーを推奨されている場合は、その方法に従いましょう。
自己処理後は保湿する
シェービング後は肌が乾燥しやすくなる場合があります。肌状態に問題がなければ、施術先の案内に従って刺激の少ない方法で保湿しましょう。
強い赤み、痛み、毛嚢炎のようなぶつぶつがある場合は、通常の保湿だけで様子を見ず医療機関へ相談してください。
毛を抜いてしまったら医療脱毛できない?
医療脱毛中と知らず毛抜きを使ってしまった場合や、次回予約前にワックス脱毛をしてしまった場合でも、自己判断で予約をキャンセルする必要はありません。まず施術先へ状況を伝えてください。
毛が再び生えてレーザーを照射できる状態になるまでの期間には個人差があるため、具体的な施術時期はクリニック側に判断してもらいましょう。
いつ抜いたかを伝える
毛抜きやワックスを使用した場合は、「いつ」「どの部位を」「どの程度」処理したかを伝えると相談しやすくなります。
数本だけ抜いた場合と広範囲をワックス脱毛した場合では状況が異なるため、正確に伝えてください。
毛が生えるまで自己判断で照射時期を決めない
毛周期には個人差・部位差があります。「毛抜きから必ず○週間空ければ大丈夫」という一律の期間だけを頼りにせず、施術先へ確認するのが安全です。
予約日を変更する必要があるかも含め、クリニックの指示を受けましょう。
肌トラブルがあれば必ず申告する
毛を抜いた場所に赤み、傷、炎症、膿を持ったぶつぶつなどがある場合は、施術前に必ず申告してください。
医療レーザー脱毛自体にも赤み、熱傷、毛嚢炎、色素変化などのリスクがあります。肌状態を確認したうえで照射できるか医療側が判断します。
医療脱毛中に避けたい自己処理まとめ
医療脱毛をスムーズに続けるためには、次回の照射に影響しにくい自己処理を選ぶことが重要です。特に「抜く処理」と「肌を強く刺激する処理」を避けましょう。
迷った場合は、自己判断で処理する前に契約しているクリニックへ確認してください。
毛抜き
毛根から毛を引き抜くため、医療レーザー脱毛中は避けるのが基本です。数本だけ気になっても、シェーバーで整える方法を選びましょう。
ワックス脱毛
ワックスも毛を根元から抜く方法です。VIOなどを医療脱毛している期間は、ブラジリアンワックスなどとの併用を自己判断で行わないようにしてください。
強いスクラブ・摩擦
抜けかけの毛を落とす目的で肌を強くこする必要はありません。特に照射直後は肌への刺激を抑えることが大切です。
医療脱毛中の自己処理チェックリスト
- □ 毛抜きで毛を抜いていない
- □ ワックス脱毛をしていない
- □ 抜けかけの毛を無理に引っ張っていない
- □ スクラブなどで強くこすっていない
- □ 必要な自己処理はシェービングで行っている
- □ 肌を傷つけないよう電気シェーバーなどを使っている
- □ 照射後に強い赤みがあるときは無理に剃っていない
- □ 毛を抜いてしまった場合は施術先へ伝える
- □ 毛抜き後の照射時期を自己判断していない
- □ 傷・炎症などがあれば施術前に申告する
医療脱毛中は、基本的に毛抜きやワックスで毛を抜かず、必要な自己処理はシェービングで行うのがおすすめです。レーザーが毛のメラニンを利用する仕組み上、毛根から毛を引き抜く処理は施術へ影響する可能性があります。
また、照射後にポロポロ抜け始めた毛も、無理に引っ張る必要はありません。肌をこすらず自然に抜けるのを待ちましょう。
すでに毛抜きやワックスを使ってしまった場合は、いつ・どの部位を処理したか施術先へ伝えてください。次回照射が可能な時期は毛や肌の状態によって異なるため、医療側の判断を受けることが大切です。
安全・利用に関する注意
施術後の赤みや刺激などの反応には個人差があります。強い痛み、水ぶくれ、広がる腫れ・赤み、膿、発熱など、症状が強い・悪化する・長引く場合は自己判断で処置を続けず、施術を受けた医療機関や皮膚科へ相談してください。
料金、プラン、店舗・院情報、予約・キャンセル条件などは変更されることがあります。利用や契約の前に各公式サイトで最新条件と総額をご確認ください。
本記事の掲載順やおすすめは、料金、通いやすさ、サービス内容など確認できる条件を総合して編集上比較したものです。特定の効果・満足度を保証するものではありません。
