脱毛サロンを探していると、「月額3,300円」「全身脱毛が低価格」といった広告が目に入ります。しかし、月額表示がそのままコース総額とは限りません。分割払いの月々の金額だったり、顔・VIOが別料金だったり、施設利用料が加わったりするため、安さを判断するには最終的にいくら払うのかを見る必要があります。
この記事では2026年9月2日時点で公式料金を確認できた主要脱毛サロンを調査し、女性向け全身脱毛を中心に「支払総額」「照射範囲」「回数」「追加費用」を比較します。脱毛サロンの光脱毛は医療レーザー脱毛とは異なり、永久脱毛を保証するものではありません。
脱毛サロンの総額が安いランキング
今回は、公式サイトで現在確認できる通常料金を優先し、広告の月額だけではなくコース総額で比較しました。ただし、各社で顔・VIOの有無や回数が違うため、完全に同一条件のランキングではありません。
「最安=自分にとって一番安い」とは限らない点を理解したうえで参考にしてください。
| 順位 | サロン | 代表的な全身料金 | 範囲・回数 | 総額を見る際の注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ミュゼプラチナム | 1回22,000円 | 顔・VIOなし/都度払い | 店舗によって施設利用料あり。顔・VIOを足すと総額上昇 |
| 2位 | ラココ | 6回122,100円 | 顔・VIO込み | 月額3,300円は36回払いの表示 |
| 3位 | ディオーネ | 12回435,600円 | 顔なし・VIO込み/首から下 | 6回・18回・24回もあり。希望回数は店舗確認 |
1位:ミュゼプラチナムは都度払いで始めやすい
2026年9月2日時点のミュゼプラチナム公式予約ページでは、女性向けの顔・VIOなし全身スキンケア美容脱毛コースが1回22,000円です。顔なしでVIOを含むコースは30,500円、顔・襟足付きの全身コースは38,500円と表示されています。
現在は全コース都度払い制を打ち出しており、最初から数十万円の長期コースを組まずに必要な回数だけ受けやすい点が特徴です。たとえば顔・VIOなし全身を単純に6回受けるなら、施術料金だけで132,000円となります。
ただし、公式予約ページにはミュゼプラチナム店舗で1回2,200円、表参道ラグジュアリー別館で5,500円、MUSEE FACIAL Lab.で2,200円の施設利用料が必要との記載があります。実際に通う店舗で適用される費用を確認し、「22,000円だけ」と決めつけないようにしましょう。
2位:ラココは顔・VIO込み6回の総額が分かりやすい
ラココの現行プランページでは、顔・VIOを含む全身脱毛6回プランが総額122,100円と表示されています。月額は3,300円、初月6,600円ですが、これは36回払いを利用した場合の支払表示です。
顔・VIO込みという条件で全身をまとめたい人にとっては比較しやすいプランです。公式サイトでは52箇所を対象とし、SHR方式のルミクス脱毛を採用すると説明しています。
なお、別の公式ドメイン上には一括6回120,000円という料金ページも残っています。現在の申込導線で確認できるプランでは122,100円と表示されているため、本記事では122,100円を比較値として採用しました。契約時は利用店舗で適用される最新総額を確認してください。
3位:ディオーネは安さより肌への配慮を重視する人向け
ディオーネの公式料金では、顔を除く首から下・VIO込みの「まるごと全身脱毛」が12回435,600円です。1回あたりに換算すると36,300円です。
全身20パーツからL4部位+S4部位を選ぶ「選べる全身脱毛」は12回237,600円で、全身すべてではなく気になる部位を絞りたい場合はこちらも候補になります。
ディオーネはハイパースキン脱毛を特徴としており、料金だけで最安を狙うサロンではありません。公式サイトでは6回、18回、24回などのコースも用意すると案内しているため、12回以外を希望する場合は店舗で総額を確認しましょう。
ランキングは照射範囲をそろえて読み替える
ミュゼの22,000円は顔・VIOなしの1回料金、ラココの122,100円は顔・VIO込み6回、ディオーネの435,600円は顔なし・VIO込み12回です。したがって、表の数字だけを見て「ミュゼがラココより必ず安い」とは言えません。
本当に比較するなら、自分が希望する「顔あり・なし」「VIOあり・なし」「何回受けるか」を決め、同じ条件にそろえて総額を計算する必要があります。
広告より高くなる?脱毛サロンの「本当の料金」の見方
脱毛サロンの料金で混乱しやすいのは、「月額」「都度払い」「コース総額」が同じ画面に並ぶことです。表示方法の意味を理解すれば、想定外の支払いを避けやすくなります。
特に分割払いでは、月々の安さより契約総額を優先して確認しましょう。
「月額3,300円」は総額3,300円ではない
ラココの全身脱毛6回は月額3,300円と表示されていますが、公式サイトには総額122,100円を36回払いした毎月の支払額で、初月は6,600円と明記されています。
月額広告を見るときは「毎月通ってその都度3,300円を払うサービスなのか」「高額なコース契約を分割した金額なのか」を必ず確認してください。支払回数と総額が分からない状態で契約しないことが大切です。
顔・VIOの有無で総額は大きく変わる
同じ「全身脱毛」でも照射範囲はサロンによって異なります。ミュゼの現行都度払いでは、顔・VIOなし全身が22,000円、VIOを含む顔なし全身が30,500円、顔・襟足付き全身が38,500円です。
一方、ラココの6回プランは顔・VIO込みです。料金表を比較するときは「全身」というコース名ではなく、実際の対象部位を見ましょう。
施設利用料・シェービング条件なども確認する
コース料金以外の費用も総額に影響します。ミュゼの予約ページでは店舗ごとの施設利用料が明記されています。また、各サロンで剃り残し対応、キャンセル、遅刻などの条件が異なる可能性があります。
料金表に書かれた施術代だけでなく、「1回来店するたびに必要な費用」「当日キャンセル時の扱い」「シェービングの有料範囲」をカウンセリングで確認しましょう。
キャンペーン価格は適用条件まで見る
初回限定、期間限定、人数限定、他プランとの同時契約など、キャンペーンには条件が設定される場合があります。本記事では比較しやすさを優先して、確認できる通常・現行プランを中心に扱っています。
広告でさらに安い料金を見つけた場合は、対象者、対象部位、回数、契約期限、別途必要な費用を確認してください。
脱毛サロンは何回通う?総額を考えるポイント
脱毛サロンの光脱毛は医療レーザー脱毛とは仕組み・位置づけが異なります。永久脱毛を前提に「○回で必ず終わる」と考えるのは避けましょう。
希望する毛量、部位、毛質などによって必要な回数や満足度には個人差があります。
6回料金だけで最終総額を決めない
6回コースが安くても、6回終了時点で希望する状態に達しなければ追加費用が必要です。逆に、自己処理を少し楽にすることが目的なら、長期コースが必要とは限りません。
契約前に「この回数でどの程度の変化を想定しているか」「追加する場合の1回料金はいくらか」を聞きましょう。効果を保証する説明ではなく、個人差を含めて説明しているかも確認ポイントです。
都度払いは総額を管理しやすい
都度払いは1回あたりの価格が最安とは限りませんが、必要な分だけ支払い、途中で止めやすい点がメリットです。ミュゼの現在の女性向け料金体系は都度払いを中心としているため、最初から高額な長期契約を避けたい人には比較しやすいでしょう。
一方、毎回施設利用料などが必要なら回数分だけ積み上がります。都度払いでも「1回の総費用×想定回数」で予算を計算してください。
長期コースは中途解約・有効期間を見る
国民生活センターには、脱毛エステで予約が取りにくい、効果を感じにくく追加契約した、解約したいといった相談が寄せられています。長期契約では料金だけでなく、通い切れるかも重要です。
エステティックサービスのうち、利用期間が1か月を超え、総額が5万円を超えるなど所定の条件を満たす契約は、特定商取引法の特定継続的役務提供の対象になります。対象契約ではクーリング・オフや中途解約のルールがあります。
医療脱毛との料金差だけで決めない
現在は医療脱毛にも低価格なプランがあり、サロン脱毛より広告価格が安く見える場合があります。しかし、医療脱毛とサロンの美容脱毛は同じサービスではありません。
サロンを選ぶなら、痛みへの不安、通いやすさ、都度払いのしやすさなども含めて判断しましょう。「サロンなら必ず医療より安い」という前提ではなく、自分が希望する状態までの総費用を比較することが大切です。
総額で損しない脱毛サロンの選び方
本当の安さを判断するには、最初に自分の条件を固定するのが近道です。顔とVIOを含むのか、何回程度を予算化するのかを決めれば、広告価格に惑わされにくくなります。
最後に、契約前に確認したい項目をまとめます。
同じ部位・同じ回数で見積もりを取る
たとえば「顔・VIO込み全身を6回」という条件を決め、各サロンでその条件に近い見積もりを出してもらいます。全身の定義が違う場合は、足りない部位を追加した場合の料金も計算します。
比較サイトの「全身○円」という数字だけではなく、公式料金表とカウンセリング時の見積書を照合しましょう。
支払総額を書面で確認する
分割払いを利用する場合は、毎月の支払額ではなく、頭金、分割回数、手数料を含めた最終支払額を確認します。現金一括と分割で総額が違う場合は、その差も比較材料です。
追加商品やオプションを勧められた場合も、それが脱毛施術に必須なのか任意なのか確認してください。
経営・前払いリスクも考える
脱毛エステでは過去に、契約したサロンが破産して施術を受けられないといった消費者相談も発生しています。大きな金額を前払いする契約では、安さだけでなく未消化分を抱えるリスクも考える必要があります。
不安が強い人は、都度払い、少ない回数のプランなど、前払い額を抑えられる方法も比較しましょう。
契約前チェックリスト
- □ 月額ではなく支払総額を確認した
- □ 顔・VIOが全身料金に含まれるか確認した
- □ 希望部位を同じ条件で比較した
- □ 6回・12回など回数をそろえて比較した
- □ 1回あたりの実質料金を計算した
- □ 施設利用料の有無を確認した
- □ シェービング料金・無料範囲を確認した
- □ キャンセル・遅刻時の扱いを確認した
- □ 追加施術1回の料金を確認した
- □ キャンペーンの適用条件を確認した
- □ 分割手数料込みの総額を確認した
- □ 有効期間を確認した
- □ 中途解約・返金条件を確認した
- □ 予約が自分の通える曜日に取れるか確認した
- □ 高額な長期契約をその場で即決していない
2026年9月2日時点の公式料金を調べると、脱毛サロンの価格表示は「都度払い」「コース総額」「分割時の月額」が混在しており、広告の数字だけでは本当の安さを判断できません。
ミュゼプラチナムは顔・VIOなし全身が1回22,000円の都度払い、ラココは顔・VIO込み全身6回が現行プラン表示で総額122,100円、ディオーネは顔なし・VIO込みのまるごと全身12回が435,600円です。ただし範囲と回数が違うため、この数字をそのまま横並びにして優劣を決めることはできません。
また、脱毛サロンの美容脱毛は医療レーザー脱毛ではなく、永久脱毛を保証するものではありません。希望する状態によって追加回数が必要になれば、最終総額も変わります。
脱毛サロンの「本当の料金」を知る方法は、顔・VIOを含むか、何回受けるかを先に決め、施術代・施設利用料・追加費用・分割手数料まで足した総額で比較することです。長期契約では解約条件や前払いリスクも確認し、月額の小ささだけで契約を決めないようにしましょう。
安全・利用に関する注意
脱毛時の痛みの感じ方には個人差があり、部位、毛質、肌状態、使用機器や照射条件などによって異なります。痛みや麻酔について不安がある場合は、施術前に医師・医療機関へ相談してください。
料金、プラン、店舗・院情報、予約・キャンセル条件などは変更されることがあります。利用や契約の前に各公式サイトで最新条件と総額をご確認ください。
本記事の掲載順やおすすめは、料金、通いやすさ、サービス内容など確認できる条件を総合して編集上比較したものです。特定の効果・満足度を保証するものではありません。
